NO. 0162 VOL. 02 第2回

FrameSwitcherDynamics

同じ危機でも、捉え方が変われば守るものは変わるか

作者aokikenichi

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FrameSwitcherDynamicsの発表画面

これは何

安全保障やレジリエンスなど4つのフレームを持つ8種のLLMエージェントが、同じ危機の中で5ラウンド相互作用する社会シミュレーションを構築。

フレームは固定されず、何を脅威とみなし何を守るかが相互作用の中で継続的に再構成される動態が観測された。

作者による概要

問い

同じ危機でも、社会が採用する「フレーム」によって、何を脅威とみなし、何を守り、どの政策を許容するかは変わるのではないか。

アプローチ

8種類のLLMエージェントが、通常政策・安全保障・レジリエンス・平和/共生という複数のフレームを持ちながら5ラウンド相互作用する社会シミュレーションを構築した。

結果

本検証では、同じ社会的危機の中でもフレームは固定されなかった。社会的相互作用の中で、何を脅威とみなすか、何を守るか、どの政策を正当とみなすかが継続的に再構成される動態が観測された。

講評

藤井学長

デジタルハリウッド大学

「安全保障化は終着点ではない」という結論に至るまで、ブザンの理論を4つの観測項目へ落とし込み、危機ショック後の拡大と再編を6 runで確認した設計は、メタ安全保障というテーマの解釈として担当作品中もっとも深く、示唆も明快です。手描き風の概念図も伝わりやすい。一方、コードもrun毎の生データもリポジトリになく、Codexへの指示だけで結果が生成されているため、再現性と実装力の面では大きく見劣りします。次回は簡単でもAPI呼び出しのスクリプトと results/ の生JSONを公開し、モデルや初期フレームを変えた条件比較を加えると研究としての説得力が大きく増すでしょう。

経緯

  1. 2026.08.15–08.30

    提出

    第2回ハッカソンに提出